ちょっと違うこと、してみたくないですか〜?



いいね〜したい!ただ、遠出はちょっと面倒かも……
こんな思いが頭をよぎったら、お家でできる、いつもとちょっと違うことを探してみるのはいかがでしょうか!
当サイト【たしまし!!】では、様々な行動例を体験談と一緒に紹介しています♪
もちろん、お家で楽しめるものも色々ありますよ〜
気になるものがあれば、ぜひチャレンジしてみて下さいね!
今回ご紹介するのは【予算1000円でのお菓子作り】です。
用意するもの


ただお菓子を作るだけではなく、条件付きで作ってみるのもワクワクと発見があって楽しいもの。



計算するのはちょっと面倒だけどね……
どれだけ多く作れるかトライするもよし、ゆる〜く作りたいものを作っていったら、どのくらいできるか見てみるもよし。
好きにトライできるチャレンジです♪
レシピによっては、思っているより簡単に作れるものもあります。
混ぜて焼くだけ、袋に入れて揉むだけなど、調べてみると様々なレシピがあって面白いですよ♪
作ったことのない方は、予算設定は抜きで一度トライしてみるのもいいかもしれません。
キッチンに立つ前に、まずは準備からはじめましょう!
用意するもの
・計算機
・レシピ
・1000円分の材料
あるとちょっと楽しいもの
・お菓子型
・製菓道具
計算機
1000円以内に収まるよう、材料費を計算するために使います。
電卓で手打ちもよいですが、グラムあたりの計算をしたり、レシピ探しもできるスマートフォンがオススメ。
レシピ
本でもスマートフォンでもOK。
作りたい、または作れそうなお菓子のレシピを探しておきましょう。
食材の買い出しに行く前に、決めてしまう方が楽かも。
後ほどご紹介いたしますが、本気の挑戦(いかにたくさん作れるか)か、単なる好奇心(作りたいものを作ったら、どのくらいで1000円になるか)かで選ぶポイントが変わってきます。
また、お菓子型や製菓道具があるかないかでも、作れるものが変わってきそうです。



自由に作って、大体3〜4個で1000円になるっぽい。
ただ、検証してから値上げの大波が来ちゃったから、恐らく作れる量変わっちゃってます……!
1000円分の材料
レシピを先に探す場合→
あらかじめ決めておいた材料を買いましょう!
レシピが後の場合→
『買い物ついでに材料そろえちゃいたいな〜』
など、レシピを後にしたい場合は、使い勝手のいい材料を選びましょう。
小麦粉、玉子、牛乳、砂糖は使い勝手が良い食材だと思います。
その他だと、
焼き菓子なら→ベーキングパウダー
生菓子なら→生クリーム
ゼリー類なら→ゼラチン
辺りがあると、希望のものを作れる確率が高くなります。
お菓子型(任意)
なくても作れますが、あると便利です。
1回だけ作ってみたい方→
片付けスペースの心配がいらない、使い切りの紙型がオススメ!
何度も作りそうな方→
繰り返し洗って使える、アルミ製の型がオススメ!
そもそもお試しのために買いたくな〜いって方→
代用品を使ってみましょう!(皿・タッパー・フライパン・炊飯器など)
その場合、使う代用品に合わせて『タッパー お菓子 レシピ』などと検索してみて下さい。いろいろなレシピが出てきますよ!



『フライパン お菓子』で検索してみたところ、意外に色んなお菓子(焼きケーキ、クッキー、スイートポテトなど)が作れちゃことが発覚。びっくりです……!
製菓道具(任意)
泡立て器やヘラ、ボウル、ふるい、計量スプーンなど、お菓子作りに使う道具です。
嬉しいことに、こちらもほとんどは代用できます。
泡立て器、ヘラ→箸、フライ返し
ふるい→茶漉し、ざる(なければ袋)
計量スプーン→(代用ではないかもだけど)はかりがあればスプーンは不要!
【早見表】『大さじ』でも『はかり』でも!簡単計量!


「家に大さじしかないのに24gって言われても!」「はかりしかないのに大さじ1表示は困る……」という方でも大丈夫。
どちらか片方しかなくても、重さが計れるよう早見表を作りました!
お菓子によく使われる材料を集めたので、ない材料もありますが『○○ 大さじ1 何g』と調べれば速攻ヒットしますよ〜
早見表(大さじすり切り1杯=大さじ1と表記します!)
| 粉系 | 大さじ1 | 小さじ1 |
| 小麦粉 | 9g | 3g(11杯で100g) |
| 米粉 | 9g | 3g |
| 強力粉 | 9g | 3g |
| 片栗粉 | 9g | 3g |
| 純ココア | 6g | 2g |
| アーモンドプードル | 7g | 2.5g |
| ベーキングパウダー | 12g | 4g |
| 液体系 | 大さじ1 | 小さじ1 |
| 油 | 12g | 4g |
| 牛乳 | 15g | 5g |
| 水 | 15g | 5g |
| 甘味系 | 大さじ1 | 小さじ1 |
| 上白糖 | 9g | 3g |
| グラニュー糖 | 12g | 4g |
| はちみつ | 21g | 7g |
| その他 | 大さじ1 | 小さじ1 |
| 生クリーム | 15g | 5g |
| バター | 12g | 4g |
| ヨーグルト | 15g | 5g |
| 塩 | 18g | 6g |
楽しみ方
やり方は2パターンあります。
自分に合った方法で楽しんでみて下さいね!
話のネタにしたい場合などは、厳密に1000円ポッキリでやってみるのもいいかもしれません。
ですが、検証程度ならゆる〜くてもいいかと。
1円まできっかり計算しなくてもいいのはもちろん、「○円までオーバーOK!」とあらかじめ予算オーバー前提にしておくと気楽かもしれません。
- 作りたいレシピを探す
(1つずつ計算していくと予算内に収めやすいかも) - 使う材料を書き出す
- 材料のグラムあたりの値段を割り出す
(小麦粉1kgで200円だから1g0.2円 ) - 使う分が何円になるか計算する
(100g使うから0.2×100=20円) - 予算から引きながら、1〜4を繰り返し1000円に近づけていく
- (家に材料がない場合は)買いに行く
- 作っていく



私がこのパターンでした。店頭に行くのが面倒だったから、Amazon価格で計算しちゃった(笑)
- 使えそうな材料を1000円分購入する
- 食材の内容量を書き出しておく
(小麦粉200g・砂糖1kg・玉子10個 など) - 材料に合わせたレシピを探す
- 使う材料を引きながら、残った材料でレシピ探しを続ける
(このレシピは砂糖を100g使うから、残りは900g!) - 全部決まったら実際に作ってみる



改めて見ても面倒な作業だなぁ(笑)!
作ってみた体験記



ここからは、実際に検証した感想と結果をご紹介します!
Q.お菓子は買った方が安いのか、作った方が安いのか。
貧乏性から生まれた疑問を解決すべく、ゆる〜く検証してみたのですが結構面白かったですよ。
ヒィヒィ計算地獄!
2つ目の項目でも書きましたが、私は家にある材料で作りました。
元々お菓子を作るお家なので、お菓子型やらオーブンなど環境は揃っていまして。
ということで、グラムの計算からスタート!
内容量と値段を入力するとグラム計算してくれるツールを発見しまして、お世話になりながらポチポチ計算していきました。
正直、頭がこんがらがってきます。
「なぜ、私はこんな検証を始めたんだ……」と自問しかけましたよ(笑)
費用計算はこのサイトを使用しました!こういうの便利だねぇ〜(→グラム計算)
材料が増えるほど計算が複雑になるので、材料縛りしてもいいかもしれません。
ちなみに、レシピは一気に探しちゃいました。



手順どこいった!
……というのも、元々作りたいレシピがメモしてありまして。
そこから適当に4つ計算してみたら、奇跡的に約1000円になったんです。予想外の感動が湧いた瞬間でした。
最初からレシピを選んでおいて、金額によって加えたりやめたりする方法もありかもしれません。
ワクワク検証結果!
結局、その日は焼き菓子を4つ作りました。


お菓子はひとつあたり大体250円〜350円くらいで作れると判明しました。
純ココアやナッツ、バターやクリームチーズなど、単価の高いものを使うと総額も高くなりますね。当たり前の極みですけど。
焼き菓子じゃなくて、ゼリーやプリンなら更に安く作れるのかも?
いかに多く作れるか挑みたい方は、安く作れるお菓子を選んで下さいね〜
さてさて、あの疑問を紐解く時がやってきましたよ。
お菓子は買った方が安いのか、作った方が安いのかーー答えは〜!?
ババン!はっきりと出ませんでした!!



なんともパッとしない結果……
パウンドケーキなんかは、お店で買うと一切れ100円以上することもありますし……。
そう考えれば手作りの方が節約にはなる?のかな?
ただ、やっぱり「作ることが楽しい」と思えるかどうかは大切そうです。
どうしても、それなりに手間はかかってしまうので……
それから材料選びもポイントになってきそうですね。
バターケーキなら買った方が早いじゃん!ってなりそう(笑)
ビックリ時間記録!
ちなみに、かかった時間ですが、大体2時間半くらいで後片付けまで終えました。



面倒なお菓子はやーめよって、ほぼ混ぜるだけのばっかりにしたしね!
あとは、
ボウルやヘラが幾つも使える(途中で洗い物をしなくていい)
パウンド型も2つあるので2種類同時焼きができる
お菓子作りは何度か経験済み
というハンデありでの時間なので、初心者さんはもっとかかるかもしれません。
ちょっとした注意点
①総額について
冒頭でもお伝えしましたが、検証にオーブン代、洗いもの(水道)代、型代、道具代は含んでいません。
ですので、この辺りも厳密に計算するともっと費用が必要になります。



電気代よりは主に型代かな。
ちなみに、オーブン代は200度で1時間焼いたとして約40円。
水道代は1時間水を出しっぱなしにしたとして(水量にはよりますが)250円〜350円くらいかかるようです。
②作った後も自制が試される
あとは、検証後にもうひとつ注意点があります。
それは食べ過ぎないことです(笑)
たくさん出来上がるので、気を抜くとモリモリ口に入れてしまいます……
ですので、知人にお裾分けする、冷凍して(ゼリー系はダメだけど)少しずつ食べる。などして下さいね!
冷凍NGなお菓子の見分け方


お菓子の中には、冷凍すると風味や食感が変わってしまうものがあります。
冷凍商品として売られているものでも、手作りでは控えた方がいいものもあるのでチェックしておきましょう!
①プリン・ゼリーなどのプルプル系
材料にゼラチンや寒天が使われているものです。
冷凍すると膨張して容器を破壊したり、解凍した時に分離して食感が変わってしまいます。
②生クリーム、カスタードクリームの使われているもの
クリーム系のものです。
解凍した時に、分離や溶けが起こる可能性があります。
※市販の冷凍生クリームには、安定剤などで『冷凍→解凍』しても分離しない工夫がされています。
ですが、手作りのものは無添加ですので、冷凍を避けるか凍ったまま食べましょう。
③生のフルーツが使われているもの
解凍した時に水分が出る可能性があります。
こちらも冷凍するならば、凍ったまま食べる前提でしましょう。
ちなみに、冷凍に向いているお菓子もあります。
・水分が少ない(しっかり焼いてある)
・油分が多い(チョコレートやバターが使われている)
「もっと簡単に判断したい!」という方は
水分多めのお菓子→NG
温め直しできるお菓子→OK
と覚えておきましょう!
材料とかかった費用
興味がございましたら覗いてやって下さい!
随分と物価高騰しちゃったけども……ヒィン……
お菓子4つを合計した材料と費用
・薄力粉 325g使用で130円。
500g・200円、1g 0.40円で計算。
・米粉 80g使用で54.4円。
1000g・680円、1g 0.68円で計算。
・ベーキングパウダー 11g使用で74.8円。
100g・680円、1g 6.80円で計算。
・米油 115g使用で82.8円。
1350g・970円、1g 0.72円で計算。
・純ココア 75g使用で249円。
30g・100円、1g 3.33円で計算。
・砂糖 140g使用で43.4円。
1000g・305円、1g 0.31円で計算。
・牛乳 300m l使用で66円。
1000ml・220円、1g 0.22円で計算。
・はちみつ 25g使用で21.5円。
1000g・860円、1g0.86 円で計算。
・黒ゴマ 40g使用で102円。
50g・128円、1g 2.56円で計算。
・ナッツ 20g使用で34.6円。
1000g・1730円、1g 1.73円で計算。
・玉子 4個使用で100円
10個入り250円 一個25円で計算。
・紅茶 1個20円で計算。
合計で978.5円!!
(オーブン80分40円、洗いもの1回20円)



もはや暗号!数字ばっかりで目が回る〜!
Q&Aコーナー


ここからは、よくある質問に答えてみます♪
終わりに
いかがでしたか?
とても頭を使うお菓子作りですよね。しかし、それこそが予算ありお菓子作りの醍醐味なのかもしれません(笑)
「これだけ作れるのか〜」という発見だったり「この材料は安く手に入るんだな……」という学びだったり、計算することで見えるものがあって面白いですよ!
予算を決めてのお菓子作り、心が向きましたらぜひチャレンジしてみて下さい♪






