繰り返しの毎日、つい続けてしまっていませんか?



なってる……毎日同じことしてる……
こんな状態に気づいたら、いつもとちょっと違うことに目を向けてみませんか?
当サイト【たしまし!!】では、様々な行動例を、体験談とセットで紹介しています♪
気になるものがあれば、ぜひトライしてみて下さいね!
今回ご紹介するのは【あらかじめ場所を適当に決めて本を借りる】です。
| 難易度 | (簡単)←→(難しい) | 簡単! |
| 手軽さ | (手軽)←→(準備あり) | 図書館に行ければOK! |
楽しみ方


前回に引き続き、図書館での行動になります。図書館シリーズ第2弾ですね(笑)
タイトルだけ見ると、『どういうこと? 結局、何するの?』と混乱しそうですが……
簡単に説明するなら『あらかじめ場所を決めて、そこに置いてあった本を借りてみよう』との内容になります。
タイトルも含めた、全ての情報がない状態で本が選べれば目的達成です!



はい?どういうこと?説明少なすぎん?
……なんて声が聞こえてきそうなので、詳しい手順をご紹介します!
- 場所を適当に決める。
図書館内の配置が何となく分かる方→
頭の中に浮かべて『⚪︎番目の棚の⚪︎列目の右から⚪︎冊目!』
分からない方→
『入ってからフラッと行ってみた先の、一番端の上段』など。
※決められそうにない方は、図書館に入ってから『あの棚の一番左下!』とかでもいいかもしれません。 - 図書館へレッツゴーします。
- 決めた場所へ行き、そこにあった本を借ります。
図書館通いしている方ですと、場所を把握しているので、ある程度ジャンルは絞れてしまうかもしれませんね。
そういう方の場合、場所が全く分からない図書館に行ってみるのもいいかもしれません。


適当借りのメリット!
適当に借りるなんて不安……と思われる方もいるかもしれません。
ですが、メリットを知ると借りるのが面白くなりますよ!
【メリット①】予期せぬ出会いがある
普段は選ばないジャンルの本に出会うことができる。当たりだった時の喜びはかなり大きく、偶然だからこその高揚感は適当に選ぶからこそ。
【メリット②】知識の幅が広がる
興味のないジャンルの本に触れることで、知らない知識に触れることにもなる。例えそれが架空の物語でもけっこう新鮮な気持ちになれたりする。
【メリット③】選択する時間やストレスを減らせる
中々決まらなかったり、時間がなかったりする人でも、適当選びならサクッと選べる。
面白くなかったとしても、一生懸命選んだ本が面白くなかった時よりダメージも抑えられる……はず。
【メリット④】脳の刺激になる
適当に選ぶ場面でのドキドキ感、触れないジャンルへのワクワク感……など、普段と違う状態で脳が刺激を受ける。もちろん、読み進めている時もずっと。
【メリット⑤】自分の“好きかも”を発見できる
なんとなく避けていたジャンルが意外と合っていた。作家さんの文体が好みど真ん中だった……など、気づいていなかった“好きかも”に出会える可能性がある。
【メリット⑥】読めなくても罪悪感が少ない
適当に選んだものだと「合わなくて当たり前」「読めなくて当たり前」と割り切りやすい。読みきれなくても『刺激はもらった』と思えば、むしろお得な気持ちで返却できる。
読書自体メリットだらけだと言われますが、適当に借りることにもこんなにたくさんのメリットが詰まっているんです。
面白い本に出会えても、出会えなくても試す価値はありますよ〜
借りてみた体験記


ここからは、実際に借りてみた感想をお届けします〜
読んだ本の感想もチラッと残しておりますので、興味があれば読んでみて下さい!
ドッキドキの適当借り1回目!
まず、前提として私は図書館を度々利用する人間でございます。いわゆる、どこにどんな本があるかある程度分かった上で選べるということですね。
……ということで、今回は小説コーナーあたりで目星をつけてみることに。
ただ、絞れていてもドキドキしますね。



めちゃくちゃ興味失せるタイトルに出会ったらどうしよう…分厚いのだったら無理な気しかしない……
なんて思いながら、決めた場所へ移動…………
したら、見事な出会いを果たしてしまいました。
「うわぁ、これは読む気が起きない……」と心折れるタイトルに、めちゃくちゃ分厚い本がヒット!
心配がしっかり現実になってしまったのです……



き、決めてはきたけど!これはあまりにも読むのが辛そう……!
と、読める気が全くしなかったので、やり直すことにしました。
その場でもう一度、場所決めをします。
いいんです。ゆるくていいんです……引き返すのもありです……。
《まさかのリトライ》適当借り2回目!
ということで、リトライ!
ドキドキを倍増させた状態で、次の目的地へと移動します。
二度目に出会った本は……ちゃんと読めそうな本でした!当初の予定通り、借りて帰りましたよ。
第一印象は『これタイトル見て選んでたら借りないわ』だったので目的は果たしてるかと(笑)



さらには帯のキャッチフレーズを見て、これ普段なら絶対読まないやつ……ってなったね。
その時、借りたのが『クジラの彼』という本でした。
心配しながらページをめくったのですが、心配は見事にちりになって吹き飛びました。
クジラの彼、めちゃくちゃ面白かったです!
面白い上に、短編なので読みやすくて助かりました(笑)
まさに適当借りをしたからこその出会いでしたね。
本のちょっとした感想メモ



借りた本について、簡単な記録を残してみました。
※Web情報を一切見ずに書いています。
『クジラの彼』作者:有川浩
- 全6作品が収められた短編集です。
- ジャンルとしてはラブコメディ(?)になるのでしょうか。
- フフッと笑えるシーンもたくさんあるのに、キュンとしてしまうシーンだったり、はたまた人間ドラマだったりが、短いお話の中にギュッと詰まっていて満足度が高かったです。
短いのにこんなに面白いの反則やろ……ってなりました。相思相愛って幸せになりますね。 - 物語もなのだけど、表現が的確というか、台詞回しややりとりも良くて驚きの連続でした。
- ラブコメディも強め女子も、情報が分かった状態なら絶対に触れないジャンルでしたが、読んでみていいものだなと見直しました。やっぱプロすごいや……



個人的な感想ですが、興味あれば一読してみて下さい。
Q&Aコーナー


気になりそうなポイントをQ&A形式でまとめました♪
終わりに
いかがでしたか?
普段は触れない作風に触れてみるというのは、新鮮で、かつ発見があっていいものですね。



素晴らしい出会いに乾杯!
そんな気分になるかもしれません。
情報ゼロはちょっと……という方は一個前の記事を覗いてみてくださると嬉しいです→(図書館で楽しむタイトル借りのやり方!)
楽しそう!やってみたい!と思われましたら、ぜひ一度トライしてみて下さいね!









