毎日、同じことをしている気がする……
なんて思うことがありませんか?



小さくてもいいから刺激をおくれ……
こんな状態になっていたら、いつもとちょっと違うことをしてみるのはいかがでしょうか!
当サイト【たしまし!!】では、様々な行動例を体験談と一緒に紹介しています♪
少しでも気になりましたら、ぜひトライしてみて下さいね!
今回ご紹介するのは【フライパンでの炊飯】です。
用意するもの
実はお米って、ガス火とフライパンで炊けちゃうんです!知っていましたか?
覚えておくと、災害が起きた時にも炊き立てご飯が食べられるかもしれません。
炊飯を始める前に、必要なものを集めておきましょう!
用意するもの
・フライパン
・フライパンに合う蓋
・お米1合または2合
(あると楽しいかも)
・カセットボンベとカセットコンロ
フライパン
2合なら、大きさは26センチくらいがベストです。
それより小さめサイズ(21センチ)も炊けますが、かなりギリギリで蓋の形状によってはくっ付きます……。
1合なら小さくてもいいかも。
フライパンに合う蓋
蓋をして炊く前提なので、蓋は必須です。
これから買う場合は、穴なしタイプをチョイスするとほんの一手間減りますよ〜
お米
1合か2合か、食べる量によって決めてみてください。
ちなみに1合は、生米で150gです。炊き上がると約300〜350gほどになるそう。
カセットボンベとカセットコンロ(あると楽しいかも)
言っちゃうとガスコンロでできます。IHでもできます(笑)



ボンベ&コンロで行うと、災害時を想定した炊飯ができてお得かも!
せっかくならテクニックを得たい!という場合は、用意してみて下さい。
【ミニ豆知識】夏場のお米の保存方法
お米に高温多湿はNGって知っていましたか?
というのも、18度以上になると、虫がつく危険が出てきてしまうんです。
ですので、保存は冷暗所が望ましいと言われています。
オススメは野菜室。空気に触れると酸化してしまうので、米袋のままではなく密閉容器に移してから保存しましょう。
・米びつ
・ペットボトル
・ジッパーバッグ は容器として便利ですよ。
炊き方
炊き方は、多分思ってるよりシンプルです(笑)
今回紹介するものより、ちょっと工程の多い炊き方もありましたが、楽な方が好きなので簡単な方を紹介しますね〜
(※色々なサイトを参考に、自分なりに検証してまとめました!)



お米1合に対して180ccの水を使うよ!
少し固めに炊き上がるので、固めが嫌いな方は少し水を増やしてみてね!
- 米を研ぐ
(※ここで浸水時間を取ると芯が残りにくくなります
→ 夏場約20分・ 冬場約60分) - 水を切ってフライパンへ入れる。
- 既定量の水を加え、強火で沸騰させる。
- 沸騰したら弱火にし、蓋をする
(穴ありタイプの蓋なら、蒸気が逃げないよう塞いでおきましょう)
※私は菜箸を穴に突き刺して塞ぎました(笑) - 火にかけたまま、15分待機する。
- 火を消して、蓋をしたまま10分蒸らしたら完成!





米だけ食べても味がする!ってくらいには甘さを感じたよ!
ちなみにですが、新米は普通のお米に比べて炊く時の水を少なめに、古米は多めにするといいそうです。
というのも、採れたてのお米は水分が豊富に残っていて、古くなるほど失われていくからなんですね。
【ミニ豆知識2】フライパン炊飯はかまど炊きに近い?
かまどで炊かれたご飯って、想像するだけで美味しそうですよね。
実はフライパンでの炊飯って、かまど炊きとよく似ているんです。
似ている部分は2つ!
・直火で炊くところ
・お米が対流しやすいところ
調べてみたところ、炊く手順も似ているそうですよ。
これらの部分が似ていることで、かまど炊きに近い味わいが再現できるそうです。
作ってみた体験記



それでは、実際に炊いてみた感想をご紹介!
参考にしながら、トライしていただければ嬉しいです♪
大丈夫かなの不安を蹴散らしやってみた
災害時の予習として、前々から一度トライしてみたかったフライパン炊飯……
なのに行動していなかったのは「本当に炊けるの?」「均等に膨らむ?」「芯とか残らない?」「あなた大丈夫なの?」とお姑さんみたいな不安があったからです。
それでも、やってみないことには知識も得られないのでいざ実行!
……してみたら、通常以上に美味しいお米が炊けたのでお姑さんは静かになりました。
美味しいのはもちろん、面倒な工程がないのがいいですね。
途中で混ぜたりなんかの工程があると、他の作業に専念できなくて気持ちがぶらぶら……なんてことになってしまいがち……。
ですが、この炊き方なら、タイマーさえセットすれば待つだけなので、ゆる〜い気持ちでいられます。
私はお皿を洗いながら待ちましたが、おかず作りをしても良さそうですね。
フライパン炊きと知らない人に出してみた
「せっかくなら実験でもしてみるか……」と思ったので、フライパンで炊かれたとは知らない大黒柱にお出ししてみました。
(もちろん茶碗に移したよ)
さて、大黒柱よ!気付けるか!?



なんか米の色めっちゃキレイやね(真っ白)
はい、素敵なお声いただきました。
ネタバラシを引っ張り、食後にバラしたところ驚いていましたよ。味については何も言ってませんでしたが……あれっ?
ちょっとした注意点



ここからは、実際に作ってみて気づいたことを紹介します。
フライパンでの炊飯、奥が深そうです……
2回ほど炊飯チャレンジしたのですが……
1度目→2合。大きめフライパン。大成功
2度目→2合。小さめフライパン。あれ?ちょっと固い?もう少し水足してもよかったかな……
と感じる結果になりました。
もしかしたら、フライパンの大きさによって水流が変化するのかもしれません。
ただ、またも何も知らずに食した大黒柱……



美味しい!
って言っておりました。
固いって思ったの、私だけだったんかな……
失敗した時のリカバリー方法
ここからは、失敗してしまった時の対処法をお届けします。
悲しくならなくても大丈夫!美味しく食べる方法はいろいろありますよ〜
お米が固くなってしまった(芯が残った)時
①炊き直す
・まだフライパンから移動していない場合
→少量の水(15ml(大さじ1)〜芯の残り具合に応じて)を加えて混ぜ、蓋をして再加熱しましょう。
・お茶碗に写してしまった場合
→似たような流れになります。
ほんの少しの水を混ぜ、ラップをしてレンジで加熱しましょう。
②リメイクする
炊き直しがうまくいかない、面倒と言った場合は、固さが気にならなくなる料理に変えてしまいましょう!
少し芯がある
→炒飯、ピラフなどの味を追加するタイプの料理
かなり芯がある→
リゾット、雑炊、おかゆ、ドリアなどのいっそ似てしまう料理がおすすめです!
お米が柔らかくなってしまった時
悲しいですが、柔らかくなってしまったお米を固く戻す方法はありません……
お皿に薄く広げ、ラップせずにレンジで加熱する(水分を飛ばす)ことで、多少粒感を復活させることはできますが、かなり手間がかかります。
ですので、オススメはこちらも料理としてアレンジしてしまうこと!
柔らかご飯のアレンジ方法も、大きく分けて2種類あります。
潰して使う
→おやき、せんべい、チヂミ、五平餅、ライスコロッケなど
煮て使う→
(固めアレンジと同じく)リゾット、雑炊、おかゆ、ドリアなど
その他にも、検索すれば様々なアレンジレシピが出てきますよ。
ぜひ、失敗を成功に変えちゃいましょう!
Q&Aコーナー


終わりに
いかがでしたか?
約30分で炊けてしまうので「食卓にお米が欲しい!けど炊き忘れた!」なんて時にやってみるのもいいかもしれません。
とても美味しかったので、ぜひ一度体験してみてほしいです。
少しでも興味が湧きましたら、フライパンでの炊飯、一度試してみて下さいね!